就職活動体験記(J-term)

スケジュール

 

J-termerはサマー・インターンが無い分、就職活動のスケジュールはゆったりしています。 

1-6月

特に動きはありません。ただし、米国での就職を考えている場合、言語・文化のハンデがある我々は、この時期に積極的に2年生から情報を集めるようにした方がいいです。 

7-9月

動きが本格化。投資銀行・コンサルの2業界は、J-termの存在を認識しており、J-term向けの説明会、懇親会などが開催されます。OB訪問なども数多くこなし、情報集め+名前を売り込むようにします。 

10月

サマーで就職が決まらなかった他の2年生も交え、投資銀行・コンサルの場合は、懇親会/OB訪問などを通じて、Closed Listに名前を載せるべく、必死の営業活動をします。 

11月

めでたくClosed Listに載れば、面接に呼ばれます。面接はどこも2-3ラウンドで終了。また日本で就職を考えている人は、この時期にBoston Career Forumが開催されます。

日本の会社で、J-termを認識しているところはほぼ皆無なので、やや注意です。 

12月

投資銀行・コンサル以外の業種はやや面接が遅く、この辺に設定されます。 

1月~

例年数人を採用しているような会社以外は、決まったスケジュールはありません。自分でカバーレターを送り、電話を一生懸命かけて、就職活動します。どちらかというと中途採用に近い形態です。2008年はサブプライムで就職は非常に厳しく、4月中旬の段階でまだ2-30%くらいは就職先が決まっていないイメージです。

 

J-termによる就職活動の有利・不利

 

業界によるといえます。投資銀行だけは、米国も日本もサマー・インターンが優先なので不利と思います。

あとの業界は、それ程有利・不利は無いと思います。NYの職場であれば、パートタイム・インターンなどもできます。

 

J-termのウルトラC

 

J-termでもサマー・インターンができる裏技があります。それは、夏学期の授業を全てその次の年の夏に遅らせる、ということです。

卒業式の後も4ヶ月間学校に行かなければなりませんが、これは就職活動上は結構有効な手立てと思います。

ただ、米国での投資銀行・コンサルの面接時期は入学時よりも前なので、おそらくそれらの業界でのサマーは不可能と思います。