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サマースクール

Columbia Business School Class of 2025の渡谷(わたりや)と申します。
今回はコロンビア大学のサマースクールプログラムについて、簡単に概要を説明したいと思います。

 

<私の簡単なプロフィール>

出身地:神奈川県(海外経験なし)

年齢:30

前職:インフラ会社(社費で留学)

家族:単身
 

サマースクールは、早めに渡米できる、MBA生と早めに知り合う、NY生活を楽しむ、などの様々なメリットがあるため、お金と時間に余裕があれば(特に所属先から費用が出る社費生など)は参加することをお薦めします。Class of 2025のメンバーは、私を含めて9名が参加していました(うち、1名が私費)。

 

私は6月13日に渡米し、6月20日からSummer Session Bという4週間のプログラムに参加し、その後1週間の休みを挟んで、Business English Courseという3週間のプログラムに参加しました。それぞれ概要について簡単に説明したいと思います。

 

Summer Session B

各クラスのテーマに基づいてReadingをしたり、ディスカッションをしたり、Essayを書いたりします。私達のテーマは「City」でした。NYCを含めて、様々な国の都市に関する問題や解決策について議論し、個別のプレゼンやグループでのプレゼンが途中にあり、Final Projectとして最後にグループを組んでの大きなプレゼンがありました。アクティビティも用意されていて、私達の場合はCityがテーマだったこともあり、「High-Line」と呼ばれるニューヨークの絶景を高所から楽しめる空中公園を散策したり、近くの美術館に行ったりしました。私達のクラスはアジア系が多く、日本人3名、台湾人3名、韓国人2名、中国人1名、カザフスタン人1名、スワジランド人1名の計11名でした(別のクラスはドイツ、フランス、サウジアラビアなどから来ている学生もいました)。また、クラスの雰囲気にもよりますが、私達のクラスは比較的年齢が若い学生が集まっていたこともあり、授業後にピクニックをしたり、飲みに行ったり、週末は小旅行したり、ミュージカルを観に行ったりとほぼ毎日一緒に過ごしていたこともあり、大変仲良くなりました。宿題もある程度出ますが、授業の難易度はそこまで高くないため、英語を使う環境に慣れたいという方にはおすすめです。

 


【Business English Course】

計3社のケーススタディを扱い、それぞれに対してL/R/W/Sの提出(発表)が課せらる他、授業中はグループワークが大半を占めます。宿題の量もそれなりに多く、Summer Sessionと違ってビジネスに特化しているため、内容もやや高度になります。MBA前にケーススタディやグループワーク、授業中の発言等に慣れることができることに加え、またゲストスピーカーの講演が複数回あり、どれも非常に刺激的で面白く、MBAのウォーミングアップとして優れたプログラムと感じます。また、最終日には3人1組のチームで行うベンチャー案のプレゼンがあり、それに向けて3週間準備することになります。私のクラスは日本人が半数を占めていましたが、コロンビア以外のMBAスクールに行く方もいて、その他ブラジル、エクアドル、台湾、中国など、年齢層もバラバラでユニークなメンバーでした。Summer Sessionと同様、こちらのメンバー(数名はSummer Sessionから同じメンバー)も非常に仲が良く、よくバーで飲んだり、中華街に出掛けたりと、なんだかんだずっと一緒にいた気がします。


サマースクール期間中は、授業時間自体は長くない(週1日だけ6時間で、残りの4日は3時間)ため、かなり自由に時間を使うことができたなというのが全体の印象です。海外経験がゼロの私にとってはNY生活に慣れる上でも、大変有意義な期間でした。

もし他に気になる点などがあれば、ご連絡いただければ幸いです。

 

Class of 2025,渡谷(インフラ、社費)